2016年7月24日日曜日

新婚旅行⑩キューバ 旧市街 その2

写真が多くてひとつの記事で収まらなかったのでキューバ1日目(2015/05/05)の続きです。


キューバを楽しむ!ハバナ旧市街 見どころ紹介2

キューバ1日目(2015/05/05)の記事はこちら
両替はできないまま、とりあえずのどが渇いたので観光客用の(CUC支払いの)カフェに入ることに。だいたいどのレストランにもバンドがいてどこもかしこも歌っています。
私はジュース、ダイはモヒート!
ダイはお酒も入り、楽しいモード全開。

チップをもらいに来た、ギタリストといろいろ話してすっかり仲良くなっていました。
ダイはジャズが好きなので、音楽の話で盛り上がり、おすすめのジャズバーを教えてもらっていました。(残念ながら時間の都合でいけませんでしたが・・・)

飲み物を飲んでいると、店の外から何かの売人さんが話しかけてきました。

タクシーに乗っている時に、小さな白い包みに入ったものを車に乗っている人たちに売る人が沢山いるのを目撃して、なんだろう?とは思っていたのですが、どうやらこの人もそれを売っているようで 手元のかごにたくさんの白い包みが。
どこからきたの?というので日本だよと答えると、「日本、トモダチ、ギフト、アリガト」と言いながら、なぜか1つくれました。タダで。

気になっていた包みの中身はピーナッツでした!なるほど。
なぜくれたのかはいまだに謎です。


海沿いを歩いていると、またも話しかけてくる男性が。
「君たち今朝、モンテハバナホテルに来たよね?僕はそこの従業員なんだ!ガイドをやっているんだ!」
「お土産買った?」「キューバといえば葉巻だよ!」
あ、これはあのパターーーーン!と私はわかっていたのですがね。
お酒の入ったダイは判断力が低下中。

自称ガイドさんはものすっごく言葉巧みに葉巻屋さんへ誘ってきます。
葉巻を売っているところのすぐ近くには有名サッカー選手がたくさん来たバーもあると言われサッカー好きのダイは完全に心を奪われている様子。

私は、合間合間に
「私たちは煙草も葉巻も吸わないのでいりません」
「いいえ、友達も家族も吸いません」
「日本では最近、喫煙者は減少しています」
「(日本語でダイに)買わないのに行く意味ないんじゃないかな」
と機械のように繰り返し言葉を挟みますが、
「こんなに言ってくれてるし、行ってみない?」とダイ。

…もう知らん。

私たちがいた場所から葉巻屋までは徒歩で約15分。

ガイドというのはウソではないらしく、この建物は築70~80年だよ、とか 薄暗い建物の中をのぞける隙間を指して ここはキューバの人の居住区だよとか、いろいろ教えてくれました。

そして有名サッカー選手が多く訪れたバーへ。
確かにすごい。


そして葉巻屋さんへ。
今度は古くて薄暗い建物の2階です。
次々紹介される葉巻。
感想を言うならば「多い…こんなにいらない…」って感じです。30本セット、60CUCとか言っていた気がします。

私は不機嫌なので交渉には参加しません。

ダイは、ちょっと高いなぁ、こんなに買ってもなぁ、と営業トークをのらりくらりかわしますが「買ってくれよ~う」と粘る店員。

あまりのしつこさに、いくらなら買える?と相談されたので
お財布を開けて、25CUCしかありませんと説明。
実は、お財布二つ持ちで その日の帰りのタクシー代と翌日使うであろう分は、別にしておいたのですがそれはもちろん秘密です。

思いのほか貧乏な日本人観光客に相手もびっくり。
しかし、めげないのが商売人。ならばこれをと5本入り20CUCのCOHIBAを買うように言われました。カストロの葉巻として有名なんだよ!とごり押し。

結局、引き下がらない売人に根負けしてその5本入りのCOHIBAを買いました。


もちろん、わたしは不機嫌。(だから来たくなかったのに!)


***
ダイからのメッセージ「今安いといってフレンドリーに話しかけられるヤツには気をつけて。ただ葉巻が少し安くは買えます。購入したい場合はついていっても良い。ただし値段感を調査した上で交渉してください。」

実際、日本でCOHIBAを買おうと思うと、かなり高いようですね。
購入した葉巻は、葉巻も吸うことがあるという会社の先輩にあげました。貰い手がいて良かった…。
***


とりあえず、私たちを連れてきた自称ツアーガイドさんに5CUCしかないから夕飯食べれない…タクシー乗れない…と泣きつき、現地民用通貨CUPをGET。
(連れてきた責任感からか、ガイドさんがバイクタクシーの運転手と交渉して両替してくれました。)

そして、タクシーは○○通りまでいって古いタクシーに乗ればモンテハバナホテルまで25CUPでいけるから!と説明して去っていきました。(ほんとかよ…)


とりあえず、手に入れたCUPを早速使おう!というわけでサンドウィッチを購入。確か25CUPほど。
1個(カットしてもらった状態)でこのサイズ。
でかい。味もなかなか!
おいしかったです。パンはパサパサだけど。


タクシーは結局、CUCを使いました。
指定された通りまで出ましたが、どれが安いタクシーかよくわからず迷っていると レストランの店員さんが声を掛けてくれたので「MI CUBA AMIGO がここで安いタクシーに乗れるって教えてくれたの!25CUPだって。」と説明。
「25CUPは無理だけど、僕が安いタクシー捕まえてきてあげるよ!」と言って颯爽とターミナルのような車の集団の中へ。
ていうか、レストランの仕事は…?と思いながらしばらく待つと戻ってきた店員さんとタクシー。
モンテハバナホテルまで10CUCとのこと。来た時の半分の値段なのでOKとしてそのタクシーに乗り込みホテルへ戻りました。


旧市街 全体にいえることは、目線より上はとにかくきれい!

古い建物と真っ青な空の組み合わせは最高です。
しかし足元はかなり悪く、道はどこもぼろぼろ。工事途中の箇所もたくさん。
段差や、道が崩れているようなところもあるので気を付けてください。
サンダルだとちょいちょい足の指をぶつけて痛かったです。スニーカーがお勧め。

歴史を感じるクラシックカーと海風のコラボも最高ですが、同時にひどいのは排気ガス。空気は正直悪いです。気になる人はマスクを持っていたほうがいいかもしれません。




さぁ、ようやくホテルにチェックイン。
お部屋までは、やたらオープンな廊下。外とつながってる?


そしてお部屋はキューバクオリティでした。

疲れたーとベッドに座ったら柵が倒れてきたり

対になっている電気が片方しかつかなかったり、

他にも隣のテレビの音がばっちり聞こえたり
エアコンはまったく効かなかったり
部屋に置いてあるテーブルの上になぜか土が落ちてたり(しかも結構多い)
部屋にヤモリがいたりしましたが

シャワーはお湯が出ました!!!!!
良かった。本当に良かった。


あたたかいシャワーを浴びて就寝。
長い長い一日でした。



つづきます。
ハル

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