玄関で靴を脱ぐのが当たり前のあなたも、脱がない派のあなたも、こんにちは。
たとえ海外のホテルでも仮想玄関をつくって靴を脱ぐハルです。
(仮想玄関=ここまで土足OK、ここからはスリッパの境界ライン)
私は海外旅行が好きです。
「海外旅行が好き」の「好き」は自分の中ではそれとはちょっと違って、
好き+ストレス、で成り立っています。
私にとっての海外旅行の魅力は
非日常感であり、開放感であり、緊張感。
出発前は、
・行く国の観光名所を調べてわくわく
・お土産について調べて、購入予定品リストを眺めニヤニヤ
・現地での詳細な行動プランを立てて脳がオーバーヒート(←この作業が大好き)
と、楽しい気分も もちろんありますが、
・現地でよくある犯罪、スリやだましの手口を調べまくっては恐怖し
・飛行機やその他交通機関の安全性について考えだして止まらなくなったり
・保険はもちろん入るけど、現地の病院のクオリティが心配だし
(日本ならちゃんと治るような複雑骨折でも切断になったりする国もあるらしいです…)
・宿泊地周辺の危ないエリアを調べては間違って入らないように地図にマーク
・そもそも無事に行って帰って来れるかが不安!
もはやストレスのほうが大きい気がする・・・・と毎回思います。
でも そういうストレスがあってこそ、
その先にある非日常感、自分の当たり前が当たり前じゃない、言葉が違って文化が違う
という「いつもと違う」を全身で感じることができるし
雄大な自然を前に自分はなんてちっぽけなんだと思ったり
壮大な遺跡に時空を超えるパワーをもらうことで
不思議と心も体も何かから開放されるように感じることが出来るのです。
幸い現地で、大きなトラブルに巻き込まれたことはありませんが
小さなトラブルもちろんあって、
・トゥクトゥクの運転手に頼んでもないのに観光案内所に連れていかれてツアーに行けと言われたり(たぶん運転手にコミッションが入るから) カンボジア
・タクシーに乗ったらお金先払いだ、金額を教えるから財布を丸ごと渡せと言われたり ベトナム
・タクシーでぼったくられたり ベトナム
・マリファナ売ってるよと声かけられたり ポルトガル
・葉巻の押し売りにあったり キューバ
・「これガイドブックに書いてあったスリの手口だ…」みたいな瞬間もあったり タイ
不安になる事もあるけれど
いつもそれ以上の感動があって、優しい人たちに助けられて、
最高の思い出とともに帰国しています。
日本にいると日常の延長線上にいるからなのか、
海外にいるときのように全身で感動できないのが残念です。
普段は当たり前すぎて意識もしないけど、
実は常識とかそういうものに息苦しさを感じていて
その息苦しさから解放されるために海外に行っているのかもしれません…。
そのストレスがないと非日常感も開放感も緊張感も味わえなくなるので
やっぱり、
好き+ストレス
が私にとっては最高のバランス。
まだまだ たくさん行きたい場所があるので
これからも毎回「ストレス」を感じながら
「好き」を味わいに行くのだと思います。
ハル
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