おまけ 新婚旅行 準備編
ここまで書いてきた新婚旅行シリーズのおまけで新婚旅行準備について書いてみたいと思います。
といっても内容は主に行き先を決めるまで、と、
キューバ ビザ(ツーリストカード)の取り方と保険加入について
そしてキューバの通貨についてです。
新婚旅行にできるだけ長く行くために虎視眈々と長期休暇+αにできる時期を狙っていました。
結局、結婚してから半年どころか1年弱経ってしまいましたが、GWに私は特別休暇4日、ダイは特別休暇2日+有休をつなげて12日間の長期旅行に行くことができました。
のんびりな二人組のため、会社に休みは申請したものの準備はなかなか始まらず…。
気が付いたら旅行まで2か月弱…!やばい!
相談して、まず最初に決まったのはキューバに行くということ。
アメリカとの国交正常化によって、これからどんどん変化していくであろうキューバの今の姿を見ておきたい!というのが二人の共通の希望。
最初はクルーズ船という案もありましたが、キューバに寄港するプランは見つからず諦めました。
飛行機で行くなら、カナダ経由かメキシコ経由。
キューバ滞在は短くて良かったので経由地で新婚旅行気分を満喫したい!と思い、治安を考慮して最初はカナダに泊まるつもりでした。
しかし…いざカナダについて調べてみると自然!自然!自然!
自然もいいのですが、いまいちピンと来ない…
それでも私の中には「メキシコ=危険」というイメージがあったので、すぐには切り替えることができませんでした。
一方、同じように「カナダはなんか違う。」と言ったダイは すぐにメキシコについて調べはじめ、メキシコの見どころをまとめたサイトを発見します。
そして それを私にも見せてくれたのですが、もうまさに私好み

遺跡と世界遺産を巡るのが大好きなので、あっという間に心をうばわれました。
調べれば調べるほど、行きたい場所がどんどん出てくるメキシコ。
それと同時に治安面での心配な情報も入ってきますが、どうしても行ってみたい!もう戻れない!
というわけで、新婚旅行の行き先はメキシコとキューバに決定!
すぐに日本とメキシコシティの往復航空券を買いました。(2人で約30まん!)
往復航空券を買ったことで安心した私たちは、準備の続きを怠ります。
次に、そろそろやばいとなったのは4月の中頃。出発の2週間前でした。
真剣に計画を立てようと決め、1日で以下のこと 完了しました。
メキシコシティで行くツアー予約
メキシコシティでの宿泊ホテル予約
メキシコシティからカンクンへの航空券購入
カンクンで行く場所を決定。ツアー候補を探す
カンクンで泊まるホテル2軒 予約
カンクンからキューバへの航空券購入
キューバでの宿泊ホテル予約
キューバからメキシコシティへの航空券購入
メキシコシティでの宿泊ホテル予約
....やればできるじゃん。
脳みそが熱くなるほど1日中頭使いました。笑
その後、カンクンでのツアーの申し込みも済ませ、スケジュールは確定。
こんな感じでスケジュール表を作りました↓
次に、キューバに入国するためのビザ(ツーリストカード)の申請!
インターネットで調べるとたくさんの代行サービスがあるので、利用してもよいかもしれませんが私たちは自分で行いました。
まず、
キューバ大使館のHPにアクセス。
左側のメニューからConsular service を選択すると、
同じく左側の一番下にVisa application formというリンクが出てくるのでそれをクリックするとPDFで申請書類が入手できます。
書類に必要事項を記入して、同じくConsular serviceの中の、tourist visa(tourist card)という部分に記載されている必要なものを準備してキューバ大使館の窓口または郵送で申請すればOKです。
必要になるもの、手数料ともに窓口申請と郵送申請で違うので注意してください。
出発まで2週間と期限が迫る中、実は私は新婚旅行の10日前に別件で海外に行く予定があったので郵送での申請はできない&行く時間もない。
というわけでダイに大使館に行ってもらい2人分窓口で申請しました。
代理人申請には郵送の場合と同じだけ手数料がかかりますが、仕方がない。
ダイによると、窓口に行くと待つこともなくすぐにツーリストカードを発行してもらえたそうです。
申請書に写真を張るための ハサミや糊も準備してあったそう。
駅に証明写真コーナーもあるので、写真は申請当日でもなんとか準備できそうですね。
(上記ツーリストカードの取得に関しては2016年04月時点の情報です。)
無事にツーリストカードを入手し、また日本とメキシコシティの間にアメリカを経由するのでEstaも申請。
よし!これでなんとか行って、帰れそう!!!
そして、キューバに行くために もうひとつ必要なものは
海外旅行保険に加入していることを証明する書類。(英語orスペイン語。)
アメリカ資本の保険会社はNGなので、
今回は 損保ジャパン 日本興亜のoffという保険に申し込みました。
インターネットで申し込み手続きをした後、電話でキューバで使うので英語かスペイン語の証明書が欲しいと問い合わせたところ、通常版でも日本語と英語が併記されてるとのこと。
ですが、電話応対してくれた方が
''キューバでということなら 通常「南米」となっている部分を「キューバを含む南米」という表記に変えた英語版を送りましょうか?''
と言って下さったので、お願いしました。
明確に国名が記載されてると安心ですものね。
(準備はしたものの、結局 入国時に提出を求められることもなく 幸いなことに病院のお世話にもならなかったので出番はありませんでした。)
それから調べたのは通貨について。
家からは、以前旅行したときの残りのUS$(70ドルくらい)と日本円を数万円分持っていくことにしました。
まず、成田空港で必要最低限(5000円)分をメキシコペソに両替。レートは悪いですが、タクシー代+αだけでもペソにしておけば安心です。
残りは現地でATMを利用してその都度必要分だけペソを引き出していきました。
そして、キューバは現地で日本円からCUCに両替することに。(2万円分)
キューバの通貨について
ここで、ちょっぴり分かりづらいキューバの通貨について紹介します。
キューバには兌換ペソ(CUC)と人民ペソ(CUP)の二種類の通貨があり、私たち観光客がホテル、タクシー、レストラン、お土産の買い物に使うのは主にCUC。
正直観光にはCUCさえあれば、大丈夫です。
一方、キューバ人が日常的に使うのはCUP。観光客向けではないお店ではCUPが使用できます。
1CUC=約24CUPなので、特に旧市街周辺で生きる人たちにとっては観光客からCUCをいかに稼ぐかが重要になりますよね。
CUPを使いこなせばかなりお得に旅ができるようですが、CUPを手に入れるのなかなか大変だと思います。
少なくとも私たちが見た限りでは銀行はかなり混んでいました。そして閉まるのが早い。
でも、長く滞在する場合は銀行でCUPを入手して、使ってみるとよいかもしれませんね。
結局、私たちは葉巻事件(詳しくは新婚旅行⑩ )のあとに、道端でCUCをCUPにしてもらったのでほんの少しだけCUP体験もできました。
そんな感じで、調べたり、予約したり、申請したり、でバタバタの2週間。
でも 何とかなりました。
めでたし めでたし。
(今度ふたりで海外に行くときはもっと早めに準備しようと思います。)
ハル